モジュラー工具とは
刃先交換式工具は主軸への取り付け方法によって「シャンクタイプ」、「モジュラータイプ」「ボアタイプ」に分類される。
「モジュラータイプ」のほか「スクリュー」「ねじ止め式」「ねじ込み式」とも呼ばれる。
互換性
結合部(ネジサイズとインロー径)が同一であれば、各社メーカーのホルダーとヘッドには互換性がある。
モジュラー工具のメリット
・ホルダーとの組み合わせで高い切削性能を発揮できる
・ホルダー/ヘッドの共通化で工具の集約
短い突出し長さでビビリ低減
モジュラータイプのホルダーと組み合わせることで、シャンクタイプに比べ、同じ突出し長さにもかかわらず、刃先からゲージラインまでの距離が短い。ビビリが低減出来るため、高速M/C(BT30/BT40等)でも高能率・高品位加工が可能。
参考:モジュラーエンドミル【京セラ】
突出しが長い加工においても安定した加工
スチール製のシャンクタイプと比べ、超硬製の高剛性ホルダーとの組み合わせで、工具突出しが長くなる深い立ち壁加工においても、ビビリのない安定した加工を実現。
参考:レッドスクリューアーバ【MST】
各メーカー製品の特徴(ホルダー)
超硬シャンクアーバ頑固一徹【ダイジェット工業】
ラインナップ
規格:エンドミルシャンク(φ10~φ32)/BT/HSK_A
ねじサイズ:M6/M8/M10/M12/M16